人との関わり
アジアゾウは使役動物として現地の人たちには移動手段として使われ、重いものを運ぶのにも利用される。軍事用に使われたこともある。これはアフリカゾウも使われた(下記を参照)。古い将棋系のボードゲーム、たとえばチャトランガ等にはゾウを意味する駒があった。
他に芸をさせることもある。サーカスではゾウに逆立ちさせたり台に上らせたりといった芸をさせる。タイではゾウにサッカーをさせる行事がある。
その他、とにかく大きくて重いものの代表になり、大きさを示すのにゾウ何頭分という表現が使われたり、「ゾウが踏んでも壊れない」ことがキャッチフレーズになった商品も例もある。
他方、ゾウ類は人間の重要な狩り対象であった。現在では数が少なくなったために保護が行われているが、この個体数減少の原因のひとつも人による捕獲圧であると考えられる。特に大型なる動物である鯨類などにも共通するが、元々の繁殖力が低い為、狩りの圧力を受けやすい。
食用としても重視され、先史時代には、ナウマンゾウやマンモスといったゾウ類が人類にとって重要な獲物であったことは多くの証拠から認められている。崖から数百頭の群れを一度に追い落とす猟が度々行われてきた痕跡から、彼らの絶滅に人間の関与を指摘する向きもある。
現在においては食用目的の捕殺は稀であり、現在の捕獲の最大の理由は象牙である。なお、象牙(特に長い象牙を持つ象)を目的とした捕獲が後を絶たない為、これによって自然界では成熟しても象牙の短い象の個体数が増えているとの報告もある。